受験し過ぎ丸の思っていること(仮)

中学高校大学受験の有益な情報について語っていきます。

中学受験から大学受験までのことを書いて聞きます。

字。

字について話そうと思います。

といいつつ字はあまり上手ではない受験し過ぎ丸@jyukenshisugiです。

字が汚い人ほど、頭がよい人が多いといいますが、それは確かにそうかもしれません。汚いというより、下手なだけな気がしますが。汚い字でよいといってもほかの人だけでなく自分でさえも読めない字はだめですよね。少なくとも、採点官には、読める時にしておきましょう。といいつつも、国語の漢字においては正しい画数で、止め跳ね払いはするように。

今回は特に何を話したいかというと、採点官が読めない字を書いている子に対して、伝えてあげてほしいことです。採点官によっては読めるとかもあるかもしれませんが、採点というのは複数名で行われているものです。ある採点官が罰だといったら罰になります。

それはなぜか。採点官といっても、模試などで雇われている学生アルバイトではありません。学校の先生が採点を行っています。要は、入ってからの先生になる可能性がある人なわけです。その人たちは、少なくとも中高一貫校なら6年間、高校受験から高校だけなら3年間、大学受験から大学なら4年間あなたたちの字を読み、宿題の採点をしたり、定期試験の採点をしたり、レポートの採点をするわけです。先生といっても、一人の人間。汚い字のレポートなりなんなり読みたいと思いますか?読みたくないですよね。そのような部分も入学試験においてみているということです。

ある大学の授業で、教授が「僕は、これぐらいの字の汚さならOKだと思うんです。」とほかの入試採点をしている教授に言ったそうです。すると、「いやでもね、僕たちはこの字のレポートを4年間も見ていかないといけないんですよ。だからこれは減点。」と。その教授も納得してしまったそうです。僕もその話を聞いて、字はきれいに書いておくに越したことはないなと。確かに、字をきれいに書くことに神経を使い過ぎたら勉強に差し支えたり、筆圧が濃いと、字を書くのにつかれると言います。それに関しては、僕も把握しているつもりです。しかし、字の汚さで、採点してる先生も存在するということは受験生として把握しておくべきことなのかなと思いました。

書道にまで通って字をきれいにしなさいとはおもいません。しかし、採点官が不快に思わない程度にきれいに書いておくことは受験生として最低限の礼儀なのかなと思います。いくら心構えとしては、学校に僕を試してみろという感じで行っていたとしても、学校にに入った後先生を舐めてしまっては良くないわけです。自分のためにもならないですしね。

というわけで字について話してみました。参考にしてもらえればと思います。

中学3年受験生の今から3か月の間ですべきこと

中学3年受験生の今から3か月の間ですべきことについて。

今日から本文の前に一言入れていきます!

ここ最近、風が強くて寒くなってきましたね。風邪をひかないようにしましょう。

どうも、受験し過ぎ丸@jyukenshisugiです。

高校受験をする生徒さん向けに書いてみようと思います。

もう3か月もしたら高校受験前期後期本番が待っていると思います。私立はもうちょい早いですよね。

高校受験をする方のほとんどは試験で合格不合格が決まってそのまま行く高校が変わるという体験はないのかなと思います。これによって人生が大きく変わると思っている方も多いかと思います。実際、多少変わるかもしれませんが重く考えすぎず、リラックスして臨んでいきましょうね。

そろそろ、期末試験も終わり、冬休みに入っていくと思います。冬休みの後も、学校の授業は進み、高校受験ギリギリまでの内容が本番の試験の出題範囲です。ここが、個人的には高校受験の難しいところな気がしますね。中高一貫校に通っていた自分としてはギリギリまでの範囲が出題されるなんて考えられないのが理由ですね。大学受験も、高校3年の夏までには、全範囲おわってますしね。もちろん、大学受験ギリギリまで新しいことをやる高校もあるらしいですが。

話は逸れましたが、高校受験は総復習する時間が直前に用意されてるわけではありません。冬休みが最後だと思ってください。ここで、できないことをできないままにしておくと、しっかりと復習できる時間を得られない期間がまた続き、期末試験が来ます。内申点が大事である高校受験において、最後の期末試験は捨てられるものではありません。

どのようなことを復習するのか。

まずは五ツ木模試などの月一回行われる模試のすべて用意し、実力テストにおいて、自分は何ができていないのか、再度確認しましょう。そこから、何が苦手なのか再分析し、その部分を重点的に勉強しましょう。1科目欠けても高校受験はよろしくありません。毎日、すべての科目を復習しましょう。朝は、眠たいだろうと思うので、眠たくなりにくい自分の好きな科目から。朝2科目を2時間ずつ計4時間。昼ご飯をはさんで、晩御飯まで2科目計4時間or3科目計6時間を行い、晩御飯後は残りの1科目や暗記科目の暗記事項を行います。暗記事項は寝る前に行うのがよいとされています。そして、12時までにはなるべく睡眠をとれるようにしていきましょう。5科目計10時間は最低ラインだと思ってやりきるのが大事でしょう。

期末試験が終わった今、まずすべきことは期末試験のやり直しもありますが、上で紹介した5科目10時間をするにあたって、毎日各科目2時間に行うべきノルマを決めていきましょう。そうすることで、一日でも休むと、しわ寄せは消費できないものであることが確認できると思います。しっかり毎日ノルマを消費していきましょう。ノルマの決め方や、この高校を受けるにあたってどれぐらい勉強しないといけないのかなどがわからない場合は先生や塾の先生に相談して決めてもらうのもありです。

他に、五木模試の結果と、自分の通知表から計算される内申点を考慮して、あとどれぐらいの点数合格に必要なのかなども確認しておくべきです。ギリギリに確認しないように。おそらく3者面談で話してもらえると思いますが。

夏休みが終わって残り3か月となった今、最後の踏ん張りどころは冬休みです。まだ、本番は遠いと思っているかもしれませんが案外すぐです。そして、今日は12月の五ツ木模試ですね。頑張ってください!

以上です。

受験当日のこと part2

中学受験当日のことについて。前回の続きです。

前回はこちらからどうぞ。

jyukenshisugi.hatenablog.jp

 

続きは、参考書とお弁当について。

参考書については、あまり持って行かないことが大事です。試験当日に重い鞄で行く理由がないというのと、持って行ってもそんなに見る時間はありません。各教科まとまっているものを1冊ずつぐらいでよいでしょう。

ここで大事なことがあります。

その各教科まとまった参考書やノートの一ページ目にメモを挟んでほしいです。その内容とは、自分がその教科で間違いやすいことです。例えば、算数なら約分忘れが多いから気を付けてとか、理科なら人体の動脈と静脈を間違いやすいよとか。この辺のことを自分に向けて当日の自分に手紙を書くように日々書き足していきましょう。演習時に間違えることは本番でも間違える可能性があります。

 次に、お弁当について、本人の好みを、並みより少なめにしておきましょう。お腹いっぱいにし過ぎても眠たくなったりします。少しお腹すくかもしれないぐらいにしておくのがよいと思います。縁起担ぎのためにトンカツをいれるのは試験中胃もたれの原因になるからよくない。と言ったりもしますが、自分は毎回トンカツでした。特に胃もたれすることがなかったので兎に角テンションが上がるものでいいんじゃないかと思います。匂いがきつすぎるものはよくないかもしれないぐらいです。チョコレートなどを持たせておくことで間食もできてよいと思います。

プラスして伝えておきたいのは受験当日の朝についてでまずは、朝ごはんです。

僕のおすすめは朝カレーです。試験の日の朝や、入試本番の朝はいつもカレーにしてもらっていました。朝カレーは、検索してみると効果的であることがわかります。

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朝カレーには、自律神経に働きかけてくれて、体を起こす力や、脳を活性化させる力があるようです。自分も昔にテレビで見たことがあってからずっとしてもらっていました。今でも信じ切っているので、プラシーボ効果的なのものもある気がします。

あとは、当日は1教科目の試験が始まる3時間前にはしっかり体を起こしておくことですかね。起きてから3時間以内はまだ脳が活性化していなかったりするそうです。そのような細かいことも気を使っていくのもいいのかなと思います。僕的には結構大事だと思いながら実行してきました。実行してきた感じでは、朝が苦手な自分でも結構試験中は自分の力を出せていたと思います。

グダグダと書いてしまうのでこの辺にします。受験当日、リラックスしていけるように日々から試してもらえるとよいかもしれません。

以上です。

受験当日のこと part1

中学受験当日のことについて。

持参すべきものの紹介をしていこうと思います。これらのことは高校受験大学受験の方にも使えることなので是非参考にしてください。

まず、一つ100円均一に売っているような透明のポーチを用意しましょう。

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このようなものに必要なものをまとめていきましょう。

まず、受験票

その日、必要な受験票だけを持っていくようにしましょう。ほかの日の試験の受験票などを持って行ってしまってなくしてしまっても困ります。当日、試験会場に入る前に校門で確認されます。時間によっては並んだりもします。できるだけすぐに出せるようにするためにもポーチに封筒から出したものを用意しておきましょう。

次に、鉛筆消しゴム

これだけあれば少なくと試験には望めます。筆箱は試験中出しておけないです。何かケースに輪ゴムでまとめた鉛筆を入れておき、その輪ゴムを付けたまま机に出しておきましょう。輪ゴムを外してしまうと机の上で転がってしまったり幅を取ってしまいます。5本ぐらいまとめて置いておきましょう。鉛筆は合格鉛筆などがあるならば、これぐらいの時期から使い始めて起き、使い慣れておきましょう。ものによっては芯が折れていたりして使い物にならないものもあったりします。気を付けましょう。消しゴムはプラスチック製の物を2つ以上用意しておきましょう。

次に、三角定規、分度器、コンパス。

学校によっては必要なところがあります。自分も持って行っていましたが、特に使うことはなかったです。忘れた場合は焦らなくてもよいと思いますが念のため。

次に、スリッパや上履き

ほとんどの中学校で必要だと思います。忘れたら寒い中素足である必要性がでてきたりするのでしっかり持っていきましょう。

次に、腕時計と置時計

しっかりした腕時計と、小さめの100円均一の置時計の二つ用意するとよいと思います。試験会場によっては掛け時計がないところもあります。二つ持っていく理由は、片方の時計が止まったときや、ずれていた時に困るからです。備えあれば憂いなし。

他には、チョコレート菓子

試験前に食べることで当分補給でき集中できたり。

他に、まとめて紹介すると。

ハンカチ、ティッシュ、膝掛、生理用品、下痢止め、カイロなども大事だと思います。

ティッシュに関しては、試験中袋から出していれば机の上に置けたりします。膝掛も申請すれば使える試験会場もあります。

生理用品や下痢止めも大事です。大事な試験中にトイレの行ったり来たりするのは大変だと思います。実際、そういう子を受験会場で見ましたが、3人掛けの長机の真ん中に座っている子で、トイレに行くために端の子が数回立たされていました。ほかの人に迷惑をかけて恨みを買わないためにも大事ですね。カイロも念のため入れておきましょう。行く前に開けていったり、試験会場の付近で塾が配っているのをもらっていってもよいと思います。

これらのものをポーチに入れておき、前日には少しの参考書とこのポーチを入れておくだけでよいようにしておきましょう。当日に、お弁当と水筒だけ入れるスペースを作っておくとよいでしょう。

参考書やお弁当について話すと長くなってしまうのでこの話はpart2に引き続きます。

よろしくお願いします。

以上です。

どのように集中させればよいのか

今回は子供に集中させる方法について自分が塾で生徒にしていること、自分が集中しないといけない時にどうしているかというのを紹介します。

Twitter本番まで40日なのに集中してくれない。というものをよく見かけたので伝えたいなと思いました。

まず、具体的に塾で集中できない子にどのように集中させているかについて。

小3~小6まで集中できない子はたくさんいます。一人一人勉強に対して集中のスイッチが入るタイミングや原因が違います。

まず、小3~小4の生徒。兎に角、集中してくれません。目の前に時間を計るためのキッチンタイマーがあったりすると勝手に止めて遊び始めたり、特殊な定規などを持っていて遊びだしたり、鉛筆と消しゴムで遊びだしたり、もう止まりません。このようなときは机の上には必要なもののみを出すようにするのが効果的です。鉛筆と消しゴムと問題集だけ。それだけを出させて勉強させるのがよいでしょう。生徒によっては、問題が文章を読むところから嫌だったり、読んでもまず歯が立たなくて遊び始めたりします。そのようなときは、一緒に問題を音読したり、問題の解き方を手伝うのがよいです。この時期の生徒にはできるだけ勉強を楽しんでもらって、塾に来ている時間は勉強をする時間で集中しないといけないことを伝えるのがメインです。勉強ができるようになるために来ているのは間違いないですが集中してくれない子にはこちらもどうすることもできないというのが本音です。勉強を楽しんでもらって、そのまま勉強に興味をもってもらい向上心がでてくるのを待つ感じです。そこまでいければ小5~小6すごく伸びていくでしょう。

次に、小5~小6の生徒。先ほどと同様、他のものに気を取られて集中できない子もいてその対処は先ほどの通り。小5~小6になるとスマートフォン等を持っている子も出てきます。勉強中は、なるべく電源を切らせたり預かることが大事だと思います。時間の確認も時計を使わせましょう。他には、先生とおしゃべりしたくて仕方ない子とかがいます。このようなときはできるだけ突き放すのも大事ですが、ある程度聞くのも大事だと思っています。ある程度聞いた後はしっかり集中してくれる子が多いと思います。それでも話が止まらない時は、中断し、時間を計って演習させたり、演習中、わざと離席し集中させたりします。ノルマをあらかじめ提示しておくこともよいと思います。ずっと話していると終わらないけれどしっかり集中すれば所要予想時間の80%ぐらいで解決するようなノルマにして、早く終われば早く帰れるよとか、家庭だったら早く寝れるよとかお風呂にはいれる、ごはんにできるよ。とするとよいと思います。授業だとなんだかんだ最後ギリギリに終わる感じになります。社会では、ノルマを早く終わらすとまた新しい仕事が来るのがよくあると思います。このような人が昇進するのは間違いないですが、だからと言って早く終わらせたから新しく勉強させるとマイナスになる子もいます。集中できない子には、おそらくマイナスになるでしょう。ノルマさえもやらなくなります。向上心は大事ですが、まずはノルマをこなすことを目標とさせましょう。短期的なノルマはこのような感じでよいと思います。長期的なノルマは少し上のほうにするとよいと思います。例えば、次の塾のテストで平均点とれているなら次は上位〇〇番目までに入ろう。のように具体的に提示し、そうすれば〇〇を買ってあげるなど、本人に勉強能力が上がること以外のプラスになることを提示するのも効果的です。個人的には物で釣られるのが一番効きました。

これらの処置をすると、大体の子は集中して勉強してくれています。試してみてもらえるよいと思います。

最後に、おまけで私自身はどのように集中しているかについて。私は大学生ですが、未だに誘惑されるものが前にあると集中できません。例えばパソコンです。最近はやりのyoutubeや気になるネットニュースやtwitterなどすぐに見てしまいます。なのでパソコンの前ではなるべく勉強しないようにしています。つまり、自分は勉強を集中するために自分で勉強空間を整えています。現在6畳間に一人暮らしをしているのでパソコンの前じゃないとなると、もう学校しかありません。大学の図書館に行って、勉強するのが一番集中できます。このように、自分に一番合う場所を探すというのが一つのポイントというわけです。子供たちの勉強空間については過去に書いたので参照していただけると幸いです。

jyukenshisugi.hatenablog.jp

 まとめると、

大学生の自分でさえ、誘惑されるものがあると勉強に集中できない。なので、小学生ならなおさらの子が多いはず。となるとそのような誘惑されるものは取り除いてあげたり、そのようなものがない空間に連れて行ってあげる。ある問題がわからなくて集中が途切れる子にはしっかりと教えてあげる。

これだけが答えではないと思いますが試してみる価値はあると思います。塾ではできませんが、糖分を補給させたりするのは効果的とよく聞きますね。ほかに、集中させるための方法とか実践してよかった方法などあればTwitterやコメントで教えてもらえるとうれしいです!是非参考にさせていただきたいです。

以上です。

睡眠はとても大事

睡眠しっかりとらせていますか?

睡眠の大事さは大人になると身にしみるようにわかることですが子供本人にも伝えてますか?

この時期になると受験までの期間が短くて焦る子も居ると思います。だからと言って睡眠時間を犠牲にして勉強させたりしてませんか?長期記憶が必要な受験で夜中の勉強は意味ないですし、睡眠の質がおちてしまうことは体の免疫力も落ちてしまい病気にもかかりやすくなります。夜中勉強して朝寝てるのも言語道断です。受験は朝勝負。夜なら集中できるしとか関係ありません。夜なら受験に受かると思っている子は山ほど居ますからね。

ある集団塾を卒業し、前で講演してくれた同級生がいて、その子の言葉は今でも覚えているぐらい印象がありました。

もっと勉強したいのに、夜12時を越える前にはやくねなさいとお父さんに怒られる。だから12時には寝ていました。

当時の自分も12時をすぎての勉強は滅多となかったですが何で怒るんだろう。させてあげたらいいのにと思ってました。そういう意味で衝撃的だったので覚えているんだと思います。けれども、今考えるとその子のお父さんは正しいと思います。怒ってでも寝させるべきであるほど睡眠というものは大事だということ。そしてこれだけでなく、12時を越えると怒られるから勉強のタイムリミットというのを自分で理解し、それまでになんとか勉強をきりがいいところまでやるという処理能力が得られたり、時間の使い方が上手になります。中高生でよく言われるのは部活している子は日々部活で勉強時間削っている分勉強の時の時間の使い方がうまく、効率がよい子が多いこと。

人間集中できる時間は精々90分までと言われています。90分勉強ないしは50分勉強して10分程度は休憩する。30分休憩でもよいです。このようにリズムをつくって勉強時間はしっかり集中しきることが大事。テストも50分勝負で集中しきることが大事ですよね。

まとめると、

睡眠を削ることはマイナス要素の方が大きい。

怒ってでも睡眠をとらせるべき。

睡眠を削るぐらいならば集中していない勉強時間を削ってかつ集中している勉強時間を増やす。

生活リズムが良いことは合格に繋がります。

改善していきましょう。今からでも遅くないですよ。

PS:大学の課題のために徹夜したところ、喉風邪にかかってしまいました。この時期に生徒に移してしまったらどうするんだ。けれども、行って教えないと。という気持ちが戦っています。とりあえずはマスクして、薬を飲んで行っています。睡眠は絶対に取らせてあげてください!!お願いします。

受験への心構え

前回に伝えた通り受験での心構えについて話します。

受験をする上で志望校に対してどのような心構えがありますか?

まさか「志望校様、どうかわたしを入学させてください」とか弱気な感じに願うような感じになっていませんか。そのような感じだと、本番当日の雰囲気に圧倒されてしまい、周りの受験生が自分より強く見えてしまいます。倍率3倍なら自分より馬鹿なやつを2人見つけられたら合格できるとかよく言いますよね。

心構えは大事です。自分は今までしっかり勉強してきて、この中学に入るに相応しい人間だ。その上で試験でこの人間を試そうとしてるみたいですね。そんなもので自分の賢さを図れるんですか?とか、このテストは本当に自分にふさわしいものですか?僕が小手調べしてあげます!ぐらいの心構えをしておいたほうがいいでしょう。

実際、お子さんはしっかり勉強してきたと思います。多少不真面目な部分もあったにせよ、同じ学年の子たちは遊んでいる子が多かったはずです。ほかの人が遊んでいた分、勉強していた我が子が不幸になるわけない。絶対プラスになっているはずだ。そう思わせてあげるためにもこのような心構えを持つように伝えてほしいと思います。

塾講師をしていてもそうです。生徒は、まだ習いたてだし、よくわからない、上のクラスの問題だからわからないと思う。みたいな感じの子が多いです。それに対して、自分はもちろん経験の差はあるにせよ、その経験の差があるこそ、そして数学や算数に自信があるからこそ質問に持ってきた問題を「自分が解けないわけがない。」「自分が持ってる知識をすべて出せば解ける問題に決まっている。」など思って問題を解いて生徒に教えています。自分に自信を持つということは大事なこと。この科目に関しては、だれにも負けない。そういう科目や分野を見つけることは自分自身を上げることにつながります。「本番のテストこわいなぁ。解けるかなぁ。」と思ってる子に対して、「本番のテスト楽しみだ。ここまでやってきたんだから解けない問題なんてない。」と思っている子のほうが絶対に成功すると思います。本番のテストの時間が始まって、まず深呼吸して、問題を見てニコリ。それぐらいの余裕を持ってほしいということです。余裕を持つことは、変な力みがなくなったり、計算ミスなどを減らしたりする効果があります。それは根拠というよりも今までの経験で誰でも分かっていることですよね。

塾内のテストももう多くないと思います。しっかりと結果をだして、ライバルを見返すために心構えを変えていってみてください。必ず自分の助けになると思います。